乳製品を習慣的に摂取することが
記憶力などの認知機能の維持に
役立つことに注目し、
カマンベールチーズなどの乳製品に含まれる
有効成分として乳由来ペプチド
「βラクトリン」を発見しました。
キリングループの技術力により、
乳由来ペプチド「βラクトリン」を
手軽に効率よく摂れるようにしました。
ヒトを対象とした臨床試験において「手がかりをもとに思い出す力」を維持することが確かめられ、査読※付きの研究論文として報告されています。1), 2)
1) Kita M, et al. Nutrients. 2018 Jul 13;10(7):899. 2) Kita M, et al. Front Neurosci. 2019 Apr 24;13:399.
※ 査読:学術雑誌に投稿された論文を、その分野を専門とする研究者が読んで内容の妥当性などをチェックし、掲載するか否かの判断材料にする評価や検証のこと
<言語流暢性試験>
【試験デザイン】
ランダム化二重盲検比較試験
【対象】
最近記憶力やうっかりミスが気になる45歳~65歳の健常な男女101人(平均52歳)
【摂取群】
βラクトリン群48名、プラセボ群50名(解析対象者98人)
【摂取期間】
12週間
【試験内容】
「あ」で始まる普通名詞を1分間にできるだけ多く口述する試験を実施。時間内に重複せずに回答した普通名詞の数を確認。
Kita M, et al. Nutrients. 2018 Jul 13;10(7):899. [PMID: 30011836]
<ウェクスラー記憶検査>
【試験デザイン】
ランダム化二重盲検比較試験
【対象】
最近記憶力やうっかりミスが気になる50歳~75歳の健常な男女114人(平均61歳)
【摂取群】
βラクトリン群54名、プラセボ群53名(解析対象者107人)
【摂取期間】
12週間
【試験内容】
2つの物事(色と形など)を関連付けて記憶し、片方を見てもう片方を思い出す試験を実施。増加した正解数を確認。
Kita M, et al. Front Neurosci. 2019 Apr 24;13:399. [PMID: 31068787]
研究レビューの対象となった論文のうち、代表的な2報を事例として提示しています。
なお、本製品を用いた臨床試験ではありません。