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認知機能とは

脳の機能と認知機能

(出典:Robbins TW,at,Habdbook of Chemical Neuroanatomy, 2005,21 395-434)

記憶や思考、理解、判断など、大脳で行われる「知的な機能」の全般を認知機能と呼んでいます。
この機能は、生活の中で物事を判断したり、遂行したり、社会的な生活を送るうえで欠かせない重要な機能です。

認知機能には様々ありますが、「記憶」は、「前頭前皮質」や「海馬」という部位が重要な役割を担っているとされています。

加齢に伴って低下する認知機能

認知機能が低下する主な理由に、「加齢」があります。
加齢は誰しもが避けられないもので、それに伴う認知機能の低下も、多くの方が経験する、生理的に避けることが難しい現象です。

加齢が心身へ与える影響は様々ですが、認知機能の1つである記憶力の低下によって起こる「もの忘れ」は、「腰痛」や「肩こり」、「目のかすみ」、「きこえにくい」、「手足の動きが悪い」といった、加齢に伴って増加する悩みと比較しても、同じくらいの方々に自覚されています。1)

<参考文献>1) 厚生労働省. 平成28年 国民生活基礎調査.

認知機能を維持するためには

ゲーム、囲碁、将棋などの「知的活動」や、スポーツ、散歩などの「運動習慣」が認知機能の維持に役立つことがわかっています。

食習慣もその1つで、世界各地で行われている疫学研究や、日本の「久山町研究」などで、認知機能の維持に食習慣が関与していることが報告されています。
中でも、乳製品を多く摂取することが、認知機能の維持に役立っていることがわかっています。

認知機能を維持するために、生活習慣と食習慣を見直すことが大切です。

  1. 増やしたほうが良い食事

    1. 大豆・大豆製品
    2. 緑黄色野菜
    3. 淡色野菜
    4. 海藻類
    5. 牛乳・乳製品
  2. 減らしたほうが良い食事

認知症予防のための食事パターン
Ozawa M, et al. Am J Clin Nutr. 2013 May; 97(5): 1076-82.

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